インコの日記

さえずり、ドラミングなど

おじさんたちと飲む

題記の通り、おじさん達と飲んだ。しかも、PM 5時から11時まで。

正直な話、かなり苦痛だった。

(内訳、50代課長級2名、20代担当者級2名、新入社員1名)

 

最初は問題なかった。

17時まで顧客訪問があって、その後「もう定時過ぎたしオフィス戻らずに飲もうか」とごく自然な流れで居酒屋に入った。その後は順当にとりあえずのビール、乾杯、おつまみ消化、とスムーズに進んだ。しかし課長級1名のせいですべてが崩壊した。他4名がビールを堪能する10分の間に、一人の課長級がビール→日本酒→日本酒→焼酎と恐ろしい勢いでグラスを空にし、あっという間に面倒なおっさんと化してしまった。

口を開ければ説教、武勇伝、愚痴。1つのトピックにかかる時間は最低でも20分。悪いことに経験だけは豊富なせいで話題は尽きない。最終的に店を追い出されるほどまでの説教おじさんが生まれてしまった。

 

自分は複数回おっさん級が面倒になった瞬間に居合わせたこととがあり、対処法についてはある程度知っている。通常なら大抵、「あ~そうっすね」「今はできないっすよ(笑)」「う~ん」「え~マジすか」「お~凄いっすね」の対おっさん5センテンスでが攻略できる。が、しかし今回は相手が駐在経験者ということもあり生半可な相槌は通用せず、事前に準備した5センテンス以外で盛り上げる必要が否応なしに求められた。

瞬時に且つ最低でも80点を超える返答を7時間続ける。これ以上の苦行があるだろうか。営業マンは常に当意即妙な返事をするべきで今回はその練習だと言われれば、何とか納得できる。が一方で、上長の気まぐれ且つNo notificationの発言にいちいち返事するのも非経済的だ。質問者が素面であれば問答練習の成果>回答のうざさになるのだろうが、当該課長がすでにベロベロだったこともあり、まったくもって練習にもならず、むしろ認知症の介護をしている塩梅だった。

 

とにかく上長を飲ませるとろくなことにならない。

それを知れただけでもよしとするしかない。